Notebook LMで何ができるのか?

こんにちは!AI活用コーチのタニケイです。

近年AI技術の進化により、仕事や学習、情報処理の方法が大きく変わろうとしています。

中でもGoogle が提供するNotebook LMは、従来のノートアプリの枠を超え、アップロードした資料に基づきAIが自動で要約や質問応答を行う画期的なツールです。

では、他の生成AIツールとどのように異なり、どんなことができるのか、そしておすすめの活用方法について解説します。

Notebook LMとは?

Notebook LMは、Googleの最新AI技術(Gemini 1.5 Proなど)を活用したAI搭載ノートブックツールです。

特徴として、以下のような点が挙げられます。

・ユーザーがアップロードした様々な形式の情報を対象に動作する

 (PDF、Googleドキュメント、Youtube、テキストファイルなど)

・AIがそのアップロードした資料を読み込み、要約、キーポイントの抽出、質問への回答を自動生成する

・プライバシー面にも配慮し、ユーザーの提供した情報のみをもとに処理するため、インターネットからの情報を引っ張ってくる従来型チャットボット(ChatGPTやClaudeなど)とより、正確で文脈に沿った回答が期待できる

何ができるのか

では実際、Notebook LMで何ができるのかをみていきましょう。

Notebook LMの主な機能は、情報整理・分析といった面で非常に高い効果を発揮します。

  1. 自動要約と整理

アップロードした複数の資料から重要なポイントを自動で抽出し、簡潔な要約を作成します。また、AIが生成する回答には出典の情報が付与されるため、信頼性の高い情報処理が可能です。

  1. 質疑応答機能

対話形式で情報を検索します。

ユーザーが具体的な質問を入力すると、アップロードされたアップロードされた資料に基づいた回答を返してくれます。たとえば、会議の議事録や学習資料の中から、特定のトピックに関する情報だけをピックアップすることができます。

  1. マルチフォーマットサポート

1.2で述べたような機能はPDF、テキスト、YouTubeの動画やGoogleドキュメントなど、さまざまな形式のデータから取り込み可能です。

アップロード資料の内容をもとに、音声概要やポッドキャスト形式の解説を生成する機能もあり、視覚だけでなく聴覚からも情報をキャッチできます(※現状は英語対応)。

※NotebookLMは基本機能を無料で提供しています。​Googleアカウントを持っていれば、誰でも利用開始できます。NotebookLMの公式サイトにて、Googleアカウントでログインすることで利用できます。

おすすめの活用方法

便利な機能性を知ったので、実際に活用してみましょう!

Notebook LMは、さまざまなシーンで活用できます。

  1. 学習・研究

学生や研究者は、複数の論文や資料をNotebook LMにアップロードし、AIに要約やキーポイントの抽出をしてもらうことができます。これにより、効率よく内容を把握し学習を進めることができます。また、要点整理や、質問形式の復習により、理解度を深めることができるため、試験対策ノートとしての活用も有効的です。

  1. ビジネス業務の効率化

会議の音声や資料をアップロードして、重要なポイントをじどうで整理することで、まとまった議事録やわかりやすいレポートを作成できます。

また、複数のプロジェクトに関する資料を管理し、必要な情報を素早く検索できます。

  1. 個人情報の整理、自己管理

自分だけのアイデアや気になった記事、メモをNotebook LMに蓄積させることで、あとから自分をふる帰る時に役に立ちます。第二の脳として活用できるというわけです。読書メモやウェブ記事の要約も行い、情報収集の効率を高めることができます。

このように、他のAIツールとは変わってNotebook LMは、ユーザーが提供した情報をもとに高度な解析・要約、質問応答を実現する次世代の情報整理ツールです。

これからAIを活用して業務効率を高めたい、学習や研究の質を向上させたいという方は、ぜひNotebook LMを試してみてはいかがでしょうか!