こんにちは！AI活用コーチのタニケイです。

今回は、2025年1月、OpenAIによってリリースされたChatGPTの新機能「タスク(Scheduled Tasks)」についてご紹介します。

この機能によりChatGPTは会話だけでなく、時間の概念を理解し、指定した時間にリマインダーを通知したり、スケジュールにそってタスクを実行したりできるようになりました。

◆ChatGPTのタスク機能とは？

ChatGPTの「タスク(Scheduled Tasks)」は、ChatGPTをスケジュール管理や作業のサポートに活用できる新機能です。

例えば、「毎週金曜日にタスクのリマインダーを送って」「毎日12時に英単語クイズを5つ出して」といったことが、ChatGPT内で簡単にできるようになります。

他のAIアシスタントと比較して、それまでの会話内容からタスクを直接作成する能力が特徴で、ユーザーが細かい指示を出さずともAIが適切なタスクを提案してくれます。

また、SiriやGoogleアシスタントのような音声入力のデジタルアシスタントと比較して、ChatGPTのタスクはテキストベースなので、より柔軟で細かいカスタマイズが可能なのが特徴です。

◆基本的な使い方

ChatGPTタスク機能の魅力は、難しい設定がいらず、シンプルな会話だけでタスクを登録できることです。

例えば、こんな感じで指示するだけでOKです。

追加したタスクは下記のように後から変更や削除も可能です。

また、タスクの管理は専用セクションやチャットスレッドから簡単に行え、通知はウェブやモバイルなど全プラットフォームで受信することができます。

では実際、具体的にどんな場面でこの機能が役立つのか、身近な例を紹介します！

ChatGPTタスクを活用すれば、スケジュール管理がよりスムーズになります。

例えば、毎朝「今日の予定を教えて」とリマインドしてもらったり、会議の30分前に通知してもらうことで、うっかり予定を忘れる心配がなくなります。

また、「毎週金曜日の午後に報告書を作成する」と決まっているなら、その時間にChatGPTがリマインドしてくれるので、タスク管理がグッと楽になります。

家事や健康管理にも、この機能は役立ちます。

「夜10時になったらストレッチをするように教えて」と頼んでおけば、ChatGPTが習慣化をサポートしてくれます。

他にも、毎週末に「冷蔵庫の食材チェックを忘れずに！」と通知してもらうことで、買い忘れやムダ買いを防ぐこともできます。

勉強や趣味を継続するのが苦手な人にも、この機能はおすすめです。

例えば、「毎日20時になったら英単語を10個出題して」と頼んでおけば、AIが自動で問題を出してくれるので、無理なく継続的な学習ができます。

また、読書習慣をつけたいなら、「毎晩寝る前におすすめの本を教えて」と設定するのもおすすめです。

ChatGPTのタスクは、スマホのリマインダー機能よりも柔軟で、かつ会話の流れで簡単に設定できることです。必要に応じて、その後の会話で内容を更新したり、追加でアドバイスをもらったりすることもできます。

また、リマインダー以外にも、タスクの流れの中で「どうすればいい？」と聞けば、関連するアドバイスや提案をもらうことも可能です。

日常生活をもっと効率よく、もっと快適にすごすためのサポートとして、ChatGPTのタスクを活用してみましょう！