残念ながら、コロナの状況により修了式はなくなってしまいましたが、せっかくガウンを予約したので、家族で大学に行って、写真撮影だけしてきました。
学部時代にはサークルやバイトに一生懸命で、あまり真面目に通わなかった大学ですが、大学院の2年間は本当に真面目に通い、真剣に授業を聞き、(苦しいことも多かったけど)楽しく研究することができました。
学部時代の大教室での一方的な授業とは違って、大学院では授業でグループワークをしたり、ディスカッションをしたりする機会が本当に多かったこと、「研究室」という居場所があって、同期や先輩、助教や講師の先生方と毎週親しく話すことができたこと、修論を執筆するという明確なゴールがあって、それに向けて前進していけたことが、濃密で、楽しく、充実した時間を過ごせた理由だと思います。
正直、修論を集中的に執筆していた昨年12月には、仕事のプレッシャーも重なり、「もう無理だ」「先生に、来年がんばりますと言おう」と何度も思いました。でも、何とかなる、できるところまでやってみよう、と後半ラストスパートをかけて、何とか書き上げることができました。年末の除夜の鐘が鳴り終わるまでに指導教官の山内先生にメールで提出することになっていましたが、提出できたときには、やり切った、という思いで魂が抜けたようになっていました。
今こうして、笑って修了の日を迎えることができて、感無量です。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!